
シーズーが吠える理由は?理由別に対策しよう!

シーズーは無駄吠えが少ない犬です。吠えたとしてもあまり声がうるさくないので、特に気にならないかもしれません。しかし、犬が吠えるのには必ず理由があります。シーズーが吠える理由と対策について学びましょう。
どんなときに吠えるかチェックしよう

とはいえ、たまに吠えるくらいならいいか、と放っておくのはNG。しつけを怠っている間にすっかり吠え癖がついてしまったり、病気やけがなど体の不調のサインを見逃してしまったりします。
大抵の場合、シーズーは次のような理由で吠えます。
・恐怖や敵意を感じている
・縄張りを守るために威嚇している
・相手の気を引こうとしている
・要求を通そうとしている
・不快感や痛みを感じている
・老化による認知症
理由を大きく分けると「恐怖」「要求」「けが」「病気」になります。
それぞれ理由別に対策しましょう。
恐怖や威嚇が理由の吠え

子犬のときから積極的に外へ連れ出し、いろいろな経験をさせてあげてくださいね。特に生後4~13週間は「社会化期」と呼ばれ、この時期にどれだけ多くの経験をしたかが成犬時の性格に大きく影響します。
近所の犬や飼い主さんと交流させたり、掃除機やテレビ、インターホンの音に慣れさせたりしましょう。
来客時に吠えてしまう場合は、ケージトレーニングが必要です。ケージの中でご飯をあげたり寝かせたりして、ケージの中が安心できる場所だと覚えさせてください。
こうした狭くて安心できる場所がないと、家全体を縄張りとして認識してしまい、来客者に攻撃的になってしまいます。
縄張りが広いと守るべき範囲も広くなり、犬にとってストレスです。必ずケージのようなその犬専用のスペースを与えてあげましょう。
要求するときの吠え
ごはんが欲しいときや散歩に行きたいときに吠える場合は、吠えている間は応じないでください。「吠えていたら聞いてもらえないんだ」、と犬に学ばせましょう。ただし、いつも適量のごはんを与え、十分に散歩を行っている場合に限ります。エサのパッケージに書かれている分量や毎日の運動量を見直し、ただのわがままなのか、本当に必要なのかを見極めましょう。
こんな時は動物病院へ!

・吠えない犬だったのに急に吠えるようになった
・うずくまって呻くように吠える
・吠える他に、嘔吐や下痢の症状が出る
・徘徊しながら吠え続ける
こうした場合は、内臓疾患にかかっていたり、骨折や捻挫をしていたりするかもしれません。老犬の場合は視力が低下し、神経質になって吠えることもあれば、認知症で夜中に吠え続けることもあります。動物病院で検査してもらいましょう。
シーズーは全身が豊かな被毛に覆われているため、怪我や炎症に気づきにくいです。毎日のブラッシングやスキンシップで、健康状態をよく確認しましょう。
まとめ

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