【豊富すぎるバリエーション】ポメラニアンの毛色の種類について知ろう
日本に限らず世界中で愛されているポメラニアン。さまざまな毛色のポメラニアンを見かけますが、いったいどれくらいの種類があるかご存知ですか? 今回は多種多様なポメラニアンの毛色についてご紹介します。
目次
ポメラニアンのカラーは20種類以上!
街中で見かけるポピュラーな犬種のポメラニアン。レッドのイメージが強いかもしれませんが、実はたくさんの毛色があるのをご存知でしたか?日本国内における犬の品種はJKC(ジャパンケネルクラブ)という団体が認定しています。現在JKCに認定されている毛色は以下の13種類です。
・ブラック
・ブラウン
・チョコレート
・レッド
・オレンジ
・クリーム
・オレンジセーブル
・ウルフセーブル
・ビーバー
・ブルー
・ホワイト
・パーティーカラー
・ブラックタン
上記以外の公認されていない毛色を合わせると20種類を超えるほど。組み合わせは実に多種多様で、ポメニアンは犬の中で最も毛色の種類が多いとされています。
ポメラニアンはカラーによって値段が違う?
一般的にポメラニアンの販売価格は25万円前後からです。希少なカラーだったり、親犬がチャンピオン犬だったりなどの理由があると、さらに値段が釣り上がることも。昨年CMに起用されたことから、ホワイトのポメラニアンの人気が高まっていて、高額の傾向があります。また、ブラックやセーブルなどの毛色もレアカラーで高値になっているようです。
ポメラニアンはカラーによって性格が違う?
結論から言えば、毛色と性格に関係はありません。遺伝的要因のほか、環境や育て方が起因していると考えられます。ポメラニアン全体の性格傾向としては、・素直で従順
・自分よりも身体が大きくても立ち向かう勇敢さ
・なつきやすい
といった特徴があります。基本的に甘えん坊な犬が多いので、しっかりしつけをすることが大事。かわいさのあまり甘やかし過ぎてワガママに育てないよう注意してください。
ヴィクトリア女王が愛したことで人気に
19世紀頃に誕生したとするポメラニアンは、当初はほとんどがホワイトカラーで、体重も14kgと今よりずいぶん大型でした。その後、改良により体が小さくなったようです。当時のポメラニアンはホワイトかブラックしかいませんでした。現在多く見るレッドのポメラニアンは、イギリスのヴィクトリア女王が作出したものです。
イギリスのヴィクトリア女王がレッドのポメラニアンを愛好していたことで、レッドのポメラニアンは女王の犬として世界中から注目されました。
その後、交配によってたくさんのカラーが誕生したとされています。
どんなカラーでも特有のかわいさがあるのは間違いありません。ちなみに、レッドが誕生したイギリスでは、現在はラグジュアリーさを感じるとしてブラックのポメラニアンが人気のようです。
どんなカラーでもかわいいポメラニアン
現存する犬種の中で、最も毛色が多様と言われることもあるポメラニアン。どんなカラーでも、ポメラニアンのかわいらしさには違いがありません。愛情を込めて育ててくださいね。