【特徴＆しつけ方】ゴールデンドゥードル

【食事】
　子犬時は、ゴールデンレトリバーの子犬を参考にしていただき、パピー用を？g与えます。また、半年児までは犬用のミルクパウダーをふりかけてもらいカルシウムやミネラルを補らせてあげてください。
　成犬時も同様、ゴールデンレトリバーを参考にしていただき、？g与えます。
※餌袋の記載を守り、「?」のグラム数を算出してください。初めは測りで正しく測り、目安のカップを作り毎日同じを繰り返します。肥満は避けてくださいね。

【飼育場】
　大型犬は、ゆとりのある飼育スペースを確保しなければなりません。室内でも活発に動き回ることもあり、誤飲や誤食を防ぐ意味でも物はとにかく片付けておきましょう。また、ケガ防止のため、滑りやすい床には清潔を保つため「洗濯できるマット」などを敷いておくと安心です。
　寝室と排泄場所はしっかり分けておきましょう。

【室温の管理】
　暑さが苦手な犬種。エアコン・扇風機(首振り弱)で室内の「温度・湿度」を1年中管理しましょう。
　夏場は、愛犬が過ごす場所に、クールマットや陶板などを敷いてあげるのも良いです。

【散歩や室内遊び】
　1日2回(体サイズにより差はありますが、各30分～1時間程が目安。)
　荒天時など散歩に行けない日は、リビング遊びを多めに取り入れるか、大型ホームセンターや室内ドッグランなどに出かけても良いでしょう。かつては猟犬でした。運動不足になるとストレスを溜め込みがちとなり心配です。
　飼い主さんと触れ合いを好む犬種のため、たっぷり遊ぶ時間を毎日とってあげましょう。

【特徴】
〈毛色〉
　クリーム、ゴールド、ブラック、アプリコットなどが一般ですが、成長に伴い毛色の濃淡が変化することもあります。
〈毛質〉
　毛質はさまざま。大きく3種類に分けられます。
・プードルの毛質を強く受け継いだカール
・ゴールデンレトリバーとプードルの毛質がミックスされたウェーブ
・ゴールデンレトリバーの毛質を強く受け継いだストレート
　抜け毛について、ゴールデンドゥードルは少なく、アレルギーのある人でも飼いやすい犬と知られていますが、その中でもプードルの特徴を強く受け継いでいる子が、毛の抜けにくい傾向にあります。詳しく知りたい方は、相談にのりますので、ご連絡ください。

【毛・爪・お手入れ】
〈ブラッシング〉
　比較的抜け毛の少ない犬種。長毛でやわらかな被毛は絡まりやすく、毎日のブラッシングは欠かさないように。特に、カールやウェーブの毛質の子は絡まりやすいです。まめにブラッシングで被毛のもつれを防ぎ、毛に付着したゴミや埃、小虫を取り除いてあげましょう。
〈シャンプー〉
　体臭の少ない人気のゴールデンドゥードルです。シャンプーは、月に1回が目安です。
※定期的にシャンプーすることできれいな被毛が保てますが、頻繁に洗ってしまうと必要な「皮脂」まで奪ってしまい、肌・被毛トラブルに発展する可能性もあるので注意しましょう。また、シャンプー液はよく洗い流さねばならないです。
〈トリミング〉
　ゴールデンドゥードルの被毛は放っておくと伸び続けるので、トリミングサロンなどでカットする必要があります。
　月に1回を目安に。(毛質により若干頻度に差があります)
〈歯磨き〉
　最低でも2日に1回は必須ですが、毎日をおすすめします。歯磨きの習慣付けには小さい頃から始めると良いでしょう。注意は噛まれない訓練ができてからスタートしてみてください。
　ゴールデンドゥードルに限らず、歯磨きはどの犬種でも必須です。食べたら磨くを習慣づけできると、犬自身でも良いペースで生活できます。
〈爪切り〉
　2週間に1度は爪の長さをチェックし、伸びた爪でケガをしないようにカットしてあげましょう。カットでなくヤスリもあります。大切なのは、神経質に切りすぎてしまうと爪切り大嫌いな子になりがちです。気をつけて慎重にお願いします。小さい頃からやれると理想です。
　自宅でのカットが難しい場合は、トリミングと一緒にサロンにお願いしてください。
〈耳掃除〉
　定期的に耳をチェックします。こちらも1ヶ月ペースで良いかと思います。
　ゴールデンドゥードルは垂れ耳のため、通気性がよくありません。耳内側の見える範囲の汚れは、やわらかい布など指先に巻きつけ拭き取ります。同時に、耳周り(外側)の被毛も清潔にします。