悪いのは誰なの？

もう色々とあって頭の中がパニック。精神安定剤のデパスやセルシンが欠かせない生活

ただでさえ体調が宜しくなく、相変わらず入退院の生活。そこにきて動物愛護法の特例措置の連発
政治的な問題なのでどちらが良いとは申し上げにくいが、与党と野党との温度差が凄い
それだからこそ大混乱中なわけで

このみんなのブリーダーというサイトは運営に厳しく、許可証やら資格証の確認がとれないと登録もできず、また常にサイトを監視していて、法に触れる表現や誤解を与える言葉を使うと警告があるし削除もされる

ところがこういうことは利用者が多いからこそできることであって、閲覧数の少ないペットサイトなどザル同然。悪徳ブリーダーの巣窟になっている

それでブリーダーを締め付ける法律ができた。これは喜ばしいことである。しかし一気に飼育スペースや飼育頭数、犬猫に関する有資格者などの規制をしたことで動物取扱業の許可を取れなくなったブリーダーが増えてしまった

そうなるともうブリーダーは廃業しようということになる。なぜならば以前にこのブログで書いたように、大半のブリーダーは副業だ。主婦やら年金生活者がほとんど。専業ブリーダーはショーに出してチャンピオンの称号を得た犬を高額で種付けするか子供を高く販売するかである

しかしコロナの影響でドッグショーは軒並み中止。そうなるとチャンピオンをとるスペシャリスト軍団、専門トリマーやハンドラー、訓練士などが失業してしまう。だが今のようにコロナが治って当たり前の第五類の病気になると、このようなスペシャリストは苦しい時に助けてくれたブリーダーのもとへ戻る。しかし大規模ブリーダーほど事業規模が大きいので経営は苦しい

よってもう赤字上等で目先のお金がないと経営が成り立たないブリーダーは大規模小規模問わずに出てくるので、ありえない安い金額で販売したりする

もちろん犬猫が欲しい人には値下げというのは有難い話だと思う。しかしウチが実際に経験したことであるが、犬猫を安く売るとサイコパスという動物を虐待する人が買ってしまう。だからウチはかなりの値引きをしてワクチンやマイクロチップは無料でお譲りしているが一定額以上下げない。
うちは家族経営。家族が我慢できれば従業員に支払う給料を確保する必要がないのでそれができる

犬を安売りするブリーダーには事情があってやっていること。責める気はない
ただ飼育管理ができないブリーダーには業界から去っていただきたい

と、偉そうなことを書いたがうちもマイクロチップ登録では大失敗をした
我が家のある船橋市は犬のブリーダーは少ない。そして船橋市はマイクロチップ登録をした犬には新規登録料3000円がいらない。近隣の市川松戸柏習志野など全部そうだ。よって特に法定講習でもそういう話は無い。犬は近所の方に売るという先入観がある

しかしブリーダーの多くはペットショップより安く販売しているので遠方からもお客様が見える。このマイクロチップ装着のワンちゃんには登録や鑑札が必要無いというのは自治体によって違う。例えば東京23区では目黒区だけがまだ犬シールや鑑札票が必要である

その手続きを間違えて、数人のお客様に多大な迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした
まだまだ覚えることは多いですが老体に鞭打って頑張ります

家庭犬に一番必要なのは血統でも容姿でもなく可愛い子。人懐っこい子。丈夫な子。それをモットーにしてこれからも愛される子犬を産出できるブリーダーを目指してやっていきます
これからもよろしくお願いします！