【飼育する前のチュートリアル】ポメラニアンを迎える準備について
ポメラニアンを飼うなら、事前の準備をしっかりして、万全の態勢で迎えましょう。愛情をたっぷり注いで、責任を持って育ててあげてください。今回は、ポメラニアンを飼育する前に準備しておきたいことや、飼育の際に知っておきたいポイントをいくつかまとめました。
目次
ポメラニアンを飼育するための環境を整えましょう
ポメラニアンを迎える前にまず考えてほしいのが、飼育する環境です。室内飼いをする際には、ポメラニアンにとっての危険をできるだけなくすのがポイントです。・フローリング
近年のアパートやマンションでは、フローリングの部屋があるのが当たり前になっていますが、ポメラニアンにとってフローリングは滑りやすく、転倒しやすい危険な環境。ポメラニアンの骨は細いので、ちょっとの転倒が大けがにつながることがあります。
ポメラニアンを迎える前に、フローリングに犬用のスリップ軽減ワックスを塗るのがおすすめです。
・カーペットやじゅうたん
毛足がループ状になっているカーペットやじゅうたんは、ポメラニアンの爪が引っかかりやすいため、避けるのがいいでしょう。毛足が短いものがおすすめです。
また、タイルカーペットは、汚れた部分だけを取り替えることができるので便利ですよ。
室内飼いをするなら、トイレは必ず用意して!
ポメラニアンの室内飼いには、犬用トイレは必須アイテム。部屋の決まった場所に置いて、そこ以外では排泄しないようにしつけましょう。上手に排泄できたらたっぷり褒めてあげることが、トイレトレーニングを成功させるコツです。トイレが汚れていたら、飼い主は速やかに掃除をしてください。汚れたままにしていると、犬がそこで排泄してくれなくなる可能性がありますし、衛生面でもよくありません。
トイレは、市販のトレー型トイレにペットシーツを敷くのが手軽でおすすめ。ペットシーツの上にケージを置いてトイレにする方法もあります。
頼れる動物病院を見つけましょう
ポメラニアンがけがや病気をしたときに、いつでも頼れる動物病院を見つけておくと安心です。ポイントは、自宅からなるべく近くにある動物病院を選ぶこと。万が一、容態が急変してしまった場合でも、近くにあればすぐに動物病院を受診することができます。臆病な性格のポメラニアンは、病院を怖がることがあります。その場合は、病院は怖いところではないと印象付けましょう。診察のとき以外も病院を訪れるようにし、そこでおやつを与えるなどするといいですよ。
待合室ではポメラニアンの匂いが付いたタオルでキャリーバッグを覆い、ほかの犬猫とが見えないようにするのも効果的です。
ポメラニアンを迎えたら、ワクチン接種は必須です
ポメラニアンが飼い主の住環境に慣れてきたら、動物病院で健康診断を受けてください。最初の診察では、獣医師からワクチン接種の提案があるでしょう。感染症の種類によって接種するワクチンは異なりますので、獣医師の説明をよく聞いてください。ポメラニアンに限らず、犬を自宅で飼う場合は、狂犬病のワクチン接種が義務です。これは、狂犬病予防法という法律によって定められています。
もしも、ワクチン接種をしていないことが判明した場合、飼い主が罰せられますので、ワクチン接種は必ず行ってください。