当時、父親がJKC出雲支部を構えていた頃の写真です。松江市内の小学校で開催されたJKCの展覧会で中学生の私がハンドラーして黒幸女がBISを頂いた時の物です。黒幸女は、私が柴犬の繁殖を手掛ける先駆けとなった犬で、本当に柴犬としての本文を持ち合わせた素晴らしい犬でした。賞歴を重ねるごとに皆様から譲渡の話もあり、ある方から是非にと父に所望があり、私には内緒で自宅から5キロ近く離れた方に譲ってしまいました。これまで毎日運動をかけ少しでも肘の外転(この頃の犬は祖先の犬の遺伝で肘の外転が多かったです)手塩にかけて管理してきたものを手放され子供心に傷つきました。ある日ふとした時に我が家に帰りつきとても感動しました。過去に通ったことも無い道を途中JR(その頃は国鉄)の遮断機のある踏みきりを渡り我が家にたどり着いたのです。これが数回ありました。そのたびに連れ戻される黒幸女が不憫でもありました。 又この頃は、現、巷で言われている豆柴などは存在しておりませんでした。この写真を見るにつけ世の中も様変わりしたものと感慨深い写真の一枚です。
有藤収士朗ブリーダーの子犬一覧
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有藤収士朗ブリーダー
ごあいさつ
昭和52年から(公社)日本犬保存会に入会しこれまで数多くの柴犬を手掛け全国展入賞犬を始め日保本部賞犬を輩出しております。
柴犬も随分とレベルが高くなり初期の頃の犬と比較すると格段に進歩を遂げておる中で入賞犬を作りだすのは至難の業ですが、私の犬舎号が益々認識されて行くように邁進させていただきます。
語るべくも無い事ですが、作出をしていく上で大事な事は両親のレベル、健康面、衛生面、日々の運動管理が最も大事です。私は多数の犬は飼育しませんし出来ません。少数精鋭で全員がショーチャレンジできる環境でやっております。
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