三重県のジャックラッセルテリアの子犬を探す

アメリカの映画『マスク』に登場したことがきっかけで、世界的に認知度が高まったジャックラッセルテリア。
イギリスに住むジョン（ジャック）・ラッセルという牧師の手により作出された犬が、ジャックラッセルテリアの歴史のはじまりです。

もともとキツネ狩りを目的に作出された犬でしたが、狩猟犬としての特徴を残しているタイプを「パーソンラッセルテリア」、一般家庭でも飼いやすいように改良されたタイプを「ジャックラッセルテリア」として、それぞれ異なる犬種として扱われるようになったのです。

ジャックラッセルテリア被毛ジャックラッセルテリアの被毛は、上毛・下毛の二重構造（ダブルコート）です。毛色は白色がベースで、黒色や茶色の斑模様が入ります。

また、被毛には3つのタイプがあり、短毛のスムースタイプ・長毛のラフタイプ・スムースタイプとラフタイプの特徴がそれぞれ混じりあったブロークンタイプがあります。

ジャックラッセルテリアのサイズ細身の体形ながら、力強くしなやかで高い身体能力を持つジャックラッセルテリア。体長が体高よりわずかに長いところも特徴の一つです。
ジャックラッセルテリアの平均的な体高は25～30cmほど。平均体重を量る基準は「体高5cmごとに1kg」とされています。体高が25cmならば5kg、同じく35cmなら6kgが平均体重です。

キツネ狩りで活躍したジャックラッセルテリア。狩猟能力を高める目的で繁殖を重ねてきたという経緯もあり、とても活発で物怖じしない勇敢な性格です。獲物を追いこむため、巣穴にも臆することなく飛び込みます。

家庭犬として飼育されるようになった現在でも狩猟犬としての能力は受け継がれており、獲物をあちこち探し回る好奇心旺盛な性格や、ワーキングドッグとして活躍した賢さはジャックラッセルテリアの特徴です。

また、身体能力が高く、アジリティなどのドッグスポーツなどでも活躍しているので、「愛犬と一緒に体を動かしたい！」という方にはぜひおすすめしたい犬種です。

活発な性格で元気いっぱいのジャックラッセルテリアは、小型ながら筋肉質な体型で、馬と並んで走れるスピード・無尽蔵のスタミナ・高いジャンプ力など抜群の運動能力を持っています。

運動能力が高い分、ジャックラッセルテリアは運動する機会を多く欲します。毎日の散歩では、愛犬が疲労を感じるくらいの運動量を確保しましょう。ボールを捕まえて持ってこさせるような遊びは体力を消費するとともに知的な運動でもあるので、肉体的・精神的によい刺激となります。

ジャックラッセルテリアの散歩で気をつけるポイント狩猟犬としての本能からか、ジャックラッセルテリアは動くものに興味を持ちやすく、気になったら一直線に向かう習性があります。

ジャックラッセルテリアの冒険心あふれる性格はとてもエネルギッシュではありますが、夢中で走り回るうちに事故や転落などのアクシデントに遭わないよう、愛犬の動きをしっかりとコントロールするためのしつけが必要です。

運動能力の高いジャックラッセルテリアは長時間の散歩のみならず、時にはドッグランなどで思いっきり走り回るような高い強度の運動をさせてあげたいところです。

元気いっぱいのジャックラッセルテリアがドッグランで夢中になって走り回っているうちに迷子になった……というトラブルを防ぐためにも、どんなときでも動きを止められるよう「マテ」「フセ」「オイデ」「オスワリ」といった制止や呼び戻しのしつけをおこないましょう。

ジャックラッセルテリアのしつけは信頼関係が大切高い知性を持つジャックラッセルテリアには、「よいこと」「わるいこと」をしっかりと教えるため、上手にしつけをおこなう必要があります。そのためには、飼い主との信頼関係が大切です。

ジャックラッセルテリアは賢く、飼い主の動きや言葉の持つ意味をしっかりと理解できます。愛犬には一貫した態度でしつけをおこないましょう。飼い主と愛犬のコミュニケーションが良好であれば、従順さが養われ、心の落ち着きをもたらします。いたずら・無駄吠えの防止にもつながります。

ジャックラッセルテリアの吠え対策吠えやすい犬種の一つといわれるジャックラッセルテリア。その理由は、狩猟犬としての習性が影響していると考えられます。狩猟の際に吠えることで相手を威嚇したり、追い込んだ獲物の場所を吠えて知らせたりと、ジャックラッセルテリアにとって吠えることは日常的なことなのです。

家庭犬として飼育する際には「吠え」のしつけが大切なポイント。吠えには「要求吠え」「警戒吠え」「本能からくる吠え」といった種類があるので、それぞれの吠え対策をおこないましょう。

■要求吠え
「えさが欲しい」「散歩に出かけたい」など具体的な要求からくる吠えです。わがままで吠えている場合は、相手をしないようにしましょう。相手をしてしまうと、吠え続けていれば対応してくれると愛犬が認識してしまいます。

■警戒吠え
来客など見知らぬ相手を威嚇する、不審な物音に反応して吠えるというケースが多いといえます。これは、不安な気持ちを感じた時に仲間を集めようと吠えるのです。警戒吠えは安心感の欠如が原因なので、飼い主が信頼できる存在と愛犬が認識すれば、安心感を得て警戒吠えが少なくなります。

■本能からくる吠え
狩猟犬としての習性から、本能的に吠えることがあります。この場合は、吠える素振りを見せたら「マテ」や「フセ」をさせて、吠えないように行動を制止させましょう。

ジャックラッセルテリアの平均寿命は14.6歳とされています※1。これは他犬種よりも比較的長い傾向にあります。
愛犬がいつまでも元気でいるためには、日ごろの健康管理が重要です。良質なフードを与えたり、適度な運動を取り入れたりすることはもちろん、ジャックラッセルテリアが健康的な生活を送れるような飼育環境を整えてあげてくださいね。

※1　アニコム家庭どうぶつ白書2022年

ジャックラッセルテリアは、十字靭帯損傷・断裂をしやすい犬種です。片足をかばうような立ち方や歩き方がみられたら要注意。
この病気が発症する原因の一つとして、肥満があげられます。膝への負担が重すぎると靭帯が切れやすくなるため、体重管理に気を付けましょう。

また、白内障にも気を付けましょう。

もっと知りたい・備えたい

ジャックラッセルテリアの病気について、もっと知りたくなったら。
グループ会社・アニコム損保の『犬との暮らし大百科』へ移動します。

気を付けたい病気・ケガ ① 白内障

• 犬の白内障｜症状や治療法について解説！【獣医師監修】