チワワの毛色はバリエーション豊か!お気に入りの子を選ぶ参考にしよう
チワワの毛色と言えば、何色を思い浮かべますか? 実はチワワの毛色の種類は、数えきれないほど種類豊富です。今回は毛色の種類や選ぶ際の注意点などをご紹介します。
チワワの毛色が種類豊富なのはなぜ?
チワワは毛色のバリエーションが豊富な犬種で、すべての毛色が発現すると言われています。模様との組み合わせを考えると、まさに種類は無限大。ほとんどの犬種は使役犬として、猟をしたり家畜の番をしたりと活躍してきましたが、チワワはまったくの愛玩犬として誕生しました。
そのため、「環境に紛れるように」「遠くからでも目につきやすいように」などといった毛色の制限がなく、現在のように種類が豊富になったと言われています。
チワワの毛色の種類は?
チワワの毛色のパターンは、単色、2色以上のパーティーカラー、3色以上のトライカラーがあります。パーティーカラーやトライカラーの中でも、眉毛のような模様があるタイプは「タン」と呼ばれ、特に人気。
タンといえば眉毛模様を思い浮かべる人が多いですが、実は模様の名前でなく、タンという色の名前で、黄みがかった褐色です。そのため犬によってはタン単色のこともありますし、眉毛模様でなくてもブラック&タンなどと表されることもあります。
チワワのさまざまなカラー
チワワのカラーは、ブラック、クリーム、ホワイト、レッド、フォーン、チョコレート、ブルー、イザベラ、ブリンドルなどがあります。さらに、フォーンにブラックの毛が混じったセーブルもありますが、ブラックの毛は成長につれてなくなってしまうことが多いため、単に「フォーン」としているブリーダーやペットショップも多いようです。
ブラック単色は珍しく、ブラック&ホワイトなどのパーティーカラーか、ブラックタン&ホワイトなどのパーティーカラーになります。
2色の場合はパーティーカラーですが、メインカラーにはっきりした班が入っている場合は「スポットカラー」と言われることもあります。
以前はどんな組み合わせでも可とされてきたチワワですが、2011年4月から「マールカラー」は認められなくなりました。マールは青みがかったグレーにブラックのまだら模様を生み出す遺伝子で、この遺伝子を持つ犬同士が交配すると、高確率で子犬に障害が出ると言われています。
レアカラーなので人気は高いですが、注意したい毛色です。
チワワの被毛のタイプは2種類
まずチワワの被毛タイプは、短毛の「スムースコート」と、長毛の「ロングコート」の2種類があります。毛色の種類や模様のタイプだけでも多彩なのに、被毛の長さでさらに選択肢が広がりますね。同じ色でも毛の長さでイメージが違うので、さらに迷ってしまいそうです。
もともとチワワはスムースコートのみで、パピヨンやポメラニアンと交配することでロングコートが誕生しました。日本で飼われているチワワはロングコートが多いですが、海外では「見た目がクールだ」と、スムースコートが人気だそうです。
毛の長さによってチワワの性格に違いはないので、好みで選んでください。
実は、チワワは体型にも種類があり、ずんぐりしたドワーフ、スラリと足長のハイオン、横から見ると四角に見えるスクエアがあります。
子犬のうちはみんなずんぐりして見えますが、成犬になると違いが出ます。気になる人は、子犬の両親犬や祖父母犬の体型を参考に、どんなチワワになるのか想像してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
チワワの毛色はバリエーションが多く、しかも模様や毛の長さなど、選ぶ基準がたくさんあって迷ってしまいそうです。種類が多いだけに、好みのチワワのイメージがある人は、探せば必ず見つかるはず。どの子もかわいくて迷ってしまう人は、たくさんのチワワに会ってみて「この子!」という運命のチワワに出会ってくださいね。