検査結果 | 検査項目 |
クリア |
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キャリア |
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アフェクテッド |
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脊髄の変性による進行性の中枢神経障害です。腰がふらつくなど下半身の麻痺症状にはじまって、徐々に上半身へと広がり、最終的に呼吸中枢が侵されます。
10歳頃から症状がみられる場合が多く、発症後は3年程度で死に至ります。
◆クリア・キャリア:当該遺伝子による発症リスクはありません。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、キャリア個体の場合は、クリア個体との交配が必要です)
◆アフェクテッド:当該遺伝子による発症リスクがあります。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、クリア個体との交配が必要です)
尿酸の代謝異常による排尿障害です。尿酸塩結石ができやすく、それが尿路につまることにより排尿量の減少や血尿などの症状がみられます。
◆クリア・キャリア:当該遺伝子による発症リスクはありません。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、キャリア個体の場合は、クリア個体との交配が必要です)
◆アフェクテッド:当該遺伝子による発症リスクがあります。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、クリア個体との交配が必要です)
遺伝性消化管ポリポーシスとは胃や大腸に腫瘍性のポリープが多発する病気で、ジャック・ラッセル・テリアでは特定の遺伝子変異が原因のひとつと考えられています。
この腫瘍が直接の原因となり亡くなることはまれですが、若齢で発症したくさんのポリープが胃や大腸にできることで嘔吐や血便などの症状が見られます。
◆クリア:当該遺伝子による発症リスクはありません。
◆キャリア:当該遺伝子による発症リスクがあります。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、交配自体を避けることが必要です)
※アフェクテッドの場合は生まれてくる前に亡くなってしまうと言われており、検査結果がアフェクテッドになることはないと考えられています。
キャリア同士の交配を避けることで、防ぐことが出来ます。
眼の脈絡膜の形成不全や視神経周囲の網膜の異常な血管増生により、視覚障害が現れることがあります。
症状には個体差があり、生涯を通じて無症状の場合もあれば、眼内出血により失明に至る場合もあります。
◆クリア・キャリア:当該遺伝子による発症リスクはありません。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、キャリア個体の場合は、クリア個体との交配が必要です)
◆アフェクテッド:当該遺伝子による発症リスクがあります。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、クリア個体との交配が必要です)