それぞれの性別の特徴
性別による、性格や習性の違いについてご紹介していきます。
オスの特徴
まずは、オスの特徴から見ていきましょう。
オス犬には上記のような特徴があります。体はメスに比べて大きく、筋肉質になることが多いです。小型犬だと気にならないかもしれませんが、中型~大型犬になるとその力強さややんちゃさに手を焼く場面が出てくるでしょう。特に散歩中のひっぱり癖を直さないと、飼い主さんがけがをする可能性もあります。
いつまでも子どもっぽくてやんちゃなところがオス犬のかわいいところ。アクティブに犬と過ごしたい人にはオスがおすすめです。
- 体が大きい
- やんちゃ
- 甘えん坊
- マーキングをする
- 気が強い
オス犬には上記のような特徴があります。体はメスに比べて大きく、筋肉質になることが多いです。小型犬だと気にならないかもしれませんが、中型~大型犬になるとその力強さややんちゃさに手を焼く場面が出てくるでしょう。特に散歩中のひっぱり癖を直さないと、飼い主さんがけがをする可能性もあります。
いつまでも子どもっぽくてやんちゃなところがオス犬のかわいいところ。アクティブに犬と過ごしたい人にはオスがおすすめです。
メスの特徴
次にメスの特徴です。オスとはどのような点が違うのでしょうか。
オスはいつまでも子どもっぽい性格の子が多いですが、メスは反対に大人っぽく、マイペースな子が多いと言われています。
マイペースすぎてわがままという面もあるので、気に入らない相手などに吠えかかることも。
しかし、基本的には穏やかでしつけもしやすいことが多いです。犬を飼うのが初めての人やのんびり犬と過ごしたいという人に向いています。
- 落ち着いている
- マイペース
- ヒートがある
オスはいつまでも子どもっぽい性格の子が多いですが、メスは反対に大人っぽく、マイペースな子が多いと言われています。
マイペースすぎてわがままという面もあるので、気に入らない相手などに吠えかかることも。
しかし、基本的には穏やかでしつけもしやすいことが多いです。犬を飼うのが初めての人やのんびり犬と過ごしたいという人に向いています。
犬を飼う前に性別は決める?
現在犬を飼っている人は、購入前に性別を決めていたのでしょうか。
「みんなのブリーダー」で子犬をお迎えした310名の方を対象に、アンケートを実施しました。
「みんなのブリーダー」で子犬をお迎えした310名の方を対象に、アンケートを実施しました。
約7割の人が購入前に性別を決めていたと回答。性別で見てみると、「メスに決めていた」という方がオスよりも10%ほど多い結果となりました。
続いて、「オスに決めていた」「メスに決めていた」と回答した人を対象に、希望通りの性別の子を迎えたのかという質問もしてみました。
続いて、「オスに決めていた」「メスに決めていた」と回答した人を対象に、希望通りの性別の子を迎えたのかという質問もしてみました。
アンケートに回答してくださった方ほぼ全員が、希望の性別の犬を迎えたようです。
ここで、購入前に性別を決めていた理由をご紹介します。
ここで、購入前に性別を決めていた理由をご紹介します。
オスに決めていた理由
- ヒートの心配がないから!(トイプードル/13歳/オス、ヨークシャテリア/4歳/オス、ヨークシャテリア/9カ月/オス)
- オスの去勢手術のほうが、メスの避妊手術より(犬の)負担が少ない(ヨークシャテリア /11カ月/オス)
- 直感(トイプードル/オス10カ月)
- 今までオスしか飼ったことがないから。(ゴールデンレトリーバー/10カ月/オス)
ヒートがないことや手術の負担が少ないこと、さらに「今までオスばかりだったから」「直感」など、理由はさまざまですね。
メスに決めていた理由
- 今までにどちらも飼っていて、今回は女の子が飼いたかったから。(シェットランドシープドッグ/9か月/メス)
- マーキングがないと思った。(チワワ/9カ月/メス×2)
- 今までオスを2匹飼った事があるがメスは優しいと思ったから(ビションフリーゼ/9カ月/メス)
- トイレの管理が楽なことと、メスのほうがオスより優しそうな顔をしているから。(柴犬 /9カ月/メス)
主に、マーキングがないことや「オスより優しい」「穏やかだから」という理由が多いですね。
ほかにも「交配を考えていたから」という意見もありました。
現在飼っている愛犬の性別は?
続いて、現在飼っている犬の性別をお聞きしました。
わずかな差ですが、オスを飼っている方のほうが多いという結果になりました。
オスを飼ってみての感想
次に、現在オスを飼っている方を対象に、飼ってみて大変だと思うこと、そしてかわいいと思うところを調査!
まずは、オスを飼っていて大変だと思うことについて伺いました。
まずは、オスを飼っていて大変だと思うことについて伺いました。
オスを飼っていて大変だと思うこと
約6割の方は「ない」と回答。「ある」と答えた方の理由を一部紹介します。
▼やんちゃ、わんぱく
▼マーキング
主に、パワフルなところやマーキングの対処が大変なようですね。小型犬でもパワフルで大変だという声があるので、中型犬~大型犬を検討している方は特に、体力勝負になることを覚悟したほうがよさそうです。
▼やんちゃ、わんぱく
- ウチの犬は特別気が強くヤンチャでしつけが大変(パピヨン/10カ月/オス)
- オスだからなのか分からないが、とにかく元気で力が強く、散歩の時などかなりの力で引っ張るから(柴犬/11カ月/オス)
- 前の犬がメスだったので、それに比べれば、やんちゃなところです。(コーギー/1歳/オス)
▼マーキング
- オシッコをいろんなところでしてしまう(ミックス犬/9カ月/オス)
- 室内で脚を上げてトレイしそうだったとき(ゴールデンレトリーバー/10カ月/オス)
主に、パワフルなところやマーキングの対処が大変なようですね。小型犬でもパワフルで大変だという声があるので、中型犬~大型犬を検討している方は特に、体力勝負になることを覚悟したほうがよさそうです。
オスをかわいいと感じるところ
続いて、オスを飼っていてかわいいと感じるところをお聞きしました。
▼甘えん坊、元気
▼そのほか
やはり、オスの特徴であるいつまでも子どもっぽく、甘えん坊で元気いっぱいなところがかわいいと感じる声が多かったです。
▼甘えん坊、元気
- とにかく元気なのに甘えん坊というギャップがかわいい(スタンダードプードル/11カ月/オス)
- 甘えん坊なのとゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなどの大型犬とも友達になってしまう(パピヨン/10カ月/オス)
▼そのほか
- 単純でおバカなところ?です(コーギー/1歳/オス)
- ツンデレ(柴犬/11カ月/オス)
やはり、オスの特徴であるいつまでも子どもっぽく、甘えん坊で元気いっぱいなところがかわいいと感じる声が多かったです。
メスを飼ってみての感想
続いてメスを飼っている方を対象に、大変だと思うこと、可愛いと感じるところをお聞きしました。
メスを飼っていて大変だと思うこと
メスを飼っている人の約8割が「ない」と回答。オスの回答で多かった「マーキング」がないことなどが、この結果につながっているのかもしれません。
「ある」と答えた人からはこんな意見が挙がりました。
▼ヒート
▼性格
やはり、メス特有の「ヒート」に苦労されている方が多いようです。その他には「気の強さ」を挙げている意見もいくつか見受けられました。
「ある」と答えた人からはこんな意見が挙がりました。
▼ヒート
- 避妊手術をしなかったのでヒートの対処が必要だった(パピヨン/1歳5カ月/メス)
- 避妊手術をしなければならず、経済的に(大変)。(パグ/4カ月/メス)
- 避妊手術をするまでは、ヒートが大変。避妊手術をしたら体重増加のコントロールが大変。(ミックス/17歳/メス ほか2頭)
▼性格
- メスだからという訳ではないかも知れないが、性格がキツい。(トイプードル/3歳/メス)
- 気が強いところ。(ミックス/1歳8カ月/メス)
やはり、メス特有の「ヒート」に苦労されている方が多いようです。その他には「気の強さ」を挙げている意見もいくつか見受けられました。
メスをかわいいと感じるところ
メスのかわいいと感じるところについては
▼落ち着いている、優しい…3人
▼その他
など、「優しいところ」や「おしゃれが楽しい」という意見がありました。
オスメスどちらを飼ってもかわいい愛犬に変わりありませんが、こうして意見を聞いてみるとおもしろいですね。
▼落ち着いている、優しい…3人
- 遊び方とか、それほど激しくないし、力がそれほど強くないのと、どちらかと言うと落ち着いているところ。(シェットランドシープドッグ/9カ月/メス)
- すごく優しい(ビションフリーゼ/9カ月/メス)
- メスのほうがオスより優しそうな顔をしている(柴犬/9カ月/メス)
▼その他
- かわいい洋服を着せられる(トイプードル/3歳/メス、チワワ/11カ月/オス)
など、「優しいところ」や「おしゃれが楽しい」という意見がありました。
オスメスどちらを飼ってもかわいい愛犬に変わりありませんが、こうして意見を聞いてみるとおもしろいですね。
かわいさに性別は関係ないかも?
メスを希望する人の多くがオスはマーキングをするから、反対にオスを希望した人はヒートがないからと理由をあげていました。
ここでは、オスに心配されるマーキングと、メスと特有のヒートがどのようなものなのか説明いたします。
ここでは、オスに心配されるマーキングと、メスと特有のヒートがどのようなものなのか説明いたします。
マーキングについて
オスが片足をあげ、少量の尿をあちこちにかける行為、これを「マーキング」と呼びます。
主な目的は自分の縄張りを示すことであり、本能的な行動です。ただし、膀胱炎やストレスが原因でマーキングを行うこともありますので、愛犬の様子をよく観察して見極める必要があります。
オスだけでなく避妊手術を受けていないメスも、発情期には自分の存在をオスに知らせるためにマーキング行為をすることがあります。
マーキングは去勢手術をすることで収まるケースが多いです。マーキングは生後6~8カ月にはじまるケースが多く、マーキングが習慣づいてしまわないうちに去勢手術を検討する飼い主さんもいます。
また、手術によってホルモン分泌に変化が生じることから、オス特有の気の強さ減り、一層甘えん坊になるなんてこともあるようです。
マーキングについては、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
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マーキングは去勢手術をすることで収まるケースが多いです。マーキングは生後6~8カ月にはじまるケースが多く、マーキングが習慣づいてしまわないうちに去勢手術を検討する飼い主さんもいます。
また、手術によってホルモン分泌に変化が生じることから、オス特有の気の強さ減り、一層甘えん坊になるなんてこともあるようです。
マーキングについては、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
ヒートについて
ヒートとは、メス犬の発情前期~発情期に見られる生理のことです。発情期は年に1~2回、6~10カ月に1度訪れます。
ヒート中は、陰部が腫れ出血が見られます。出血がある期間は平均的には7~14日間ほどですが、1カ月以上も続くことがあります。
生後6~12カ月ごろにはじまることが多いですが、個体差があります。高齢になってもなくなることはありません。
ヒートの間は出血に備え、マナーパンツや紙おむつを使用したりする必要があります。この間落ちつきがなくなったり食欲が低下する子もいます。また、オスに追いかけられたり、犬同士のトラブルを招いたりする可能性があるので、散歩時には注意が必要です。メスのお世話には、こういったヒートのケアも必要になるのです。
避妊手術をすることで、ヒートはなくなります。手術によって乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、卵胞嚢腫などの発症リスクを減らすことができるというメリットがあります。デメリットとしては、手術時の全身麻酔のリスクや太りやすくなる、ということがあげられます。
【ヒート中の主な症状】
・陰部が腫れる、出血する
・水をたくさん飲む、トイレが近くなる
・落ちつきがなくなる
・元気がなくなる、食欲がなくなる
・陰部を舐める、気にするそぶりをする
・乳房がふくらむ、乳汁の分泌がある
・ぬいぐるみなどやわらかなものに陰部を擦り付けようとする、マウンティングのような行為をする。
ヒート中は、陰部が腫れ出血が見られます。出血がある期間は平均的には7~14日間ほどですが、1カ月以上も続くことがあります。
生後6~12カ月ごろにはじまることが多いですが、個体差があります。高齢になってもなくなることはありません。
ヒートの間は出血に備え、マナーパンツや紙おむつを使用したりする必要があります。この間落ちつきがなくなったり食欲が低下する子もいます。また、オスに追いかけられたり、犬同士のトラブルを招いたりする可能性があるので、散歩時には注意が必要です。メスのお世話には、こういったヒートのケアも必要になるのです。
避妊手術をすることで、ヒートはなくなります。手術によって乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、卵胞嚢腫などの発症リスクを減らすことができるというメリットがあります。デメリットとしては、手術時の全身麻酔のリスクや太りやすくなる、ということがあげられます。
【ヒート中の主な症状】
・陰部が腫れる、出血する
・水をたくさん飲む、トイレが近くなる
・落ちつきがなくなる
・元気がなくなる、食欲がなくなる
・陰部を舐める、気にするそぶりをする
・乳房がふくらむ、乳汁の分泌がある
・ぬいぐるみなどやわらかなものに陰部を擦り付けようとする、マウンティングのような行為をする。
性格
オスは気が強くメスは穏やかと紹介しましたが、実際のところ個体差が大きいです。犬種や親の性格、育った環境などにも影響されるため、犬舎見学や親犬の性格について聞けるブリーダーから購入するのがおすすめです。
家庭環境に合わせて向いている子犬を紹介してくれることもあります。
家庭環境に合わせて向いている子犬を紹介してくれることもあります。
まとめ
いかかでしたか。
先輩愛犬家の意見も交えて、オスとメスの違いや大変なところ、かわいいところをご紹介しました。オスとメスどちらも歓迎すべき点と手がかかってしまう点と両方があるようですね。ご自身のライフスタイルを鑑みて、ピッタリの性別を考えてみてはいかがでしょうか。
先輩愛犬家の意見も交えて、オスとメスの違いや大変なところ、かわいいところをご紹介しました。オスとメスどちらも歓迎すべき点と手がかかってしまう点と両方があるようですね。ご自身のライフスタイルを鑑みて、ピッタリの性別を考えてみてはいかがでしょうか。