ブルドッグの特徴

大きさ
ブルドッグの体高は、35.6~38.1cm程度です。体重はオスが22.7kg前後、メスが18.1kg前後。
肩幅の広いがっしりとした体型で、全体的に筋肉質な体が特徴です。勇猛な体つきをしていますが、短めな顔と幅広な鼻、大きく垂れたような唇、全体に広がる深いシワなど、愛嬌あふれる見た目が人気を集めています。
肩幅の広いがっしりとした体型で、全体的に筋肉質な体が特徴です。勇猛な体つきをしていますが、短めな顔と幅広な鼻、大きく垂れたような唇、全体に広がる深いシワなど、愛嬌あふれる見た目が人気を集めています。
ブルドッグは大型犬? 中型犬?
みんなのブリーダーの基準では中型犬に分類されます。ただし、体の大きさに対して体重が重いため、大型犬に分けられることもあります。
性格
力強い体型から荒々しい性格をイメージしやすいですが、落ち着きのある、温和な性格です。飼い主に対しては、誠実で愛情深く、甘えん坊な一面も見られます。
辛抱強い部分もあり、子どもに対して吠えたり、いたずらに怒ったりすることが少なく、子どものいる家庭でも飼うことができます。
辛抱強い部分もあり、子どもに対して吠えたり、いたずらに怒ったりすることが少なく、子どものいる家庭でも飼うことができます。
毛色
ブルドッグの毛色は、単色であれば、ブリンドル、レッド、フォーン、ファロー(淡い黄色)が存在します。ホワイトと各色いずれかの組み合わせも多く存在し、バリエーションが豊富です。
平均価格
当サイトでのブルドッグの平均価格は、オスが約36万円、メスが約39万円、全体では約37万円です。
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ブルドッグとパグの違いは?
ブルドッグとパグは、見た目などの特徴に多くの共通点があり、よく間違えられる犬種です。どちらの先祖もマスティフ系の犬種ですが、大きさや毛色が大きく異なります。


▲上:ブルドッグ下:パグ
体格・顔立ち
パグは、体高25.4~33cm程度、体重6.4~8.2kg程度の小型犬で、中型犬に該当するブルドッグとは大きさが明らかに違うことがわかります。さらに、ブルドッグは、パグよりも全体的に筋肉質であることも違いの一つです。
また、ブルドッグの顔は全体的に深く垂れ下がっているのが大きな特徴。一方、パグの場合、潰れた鼻はブルドッグと同じですが、鼻先周りが黒く、真ん丸な目をしています。
また、ブルドッグの顔は全体的に深く垂れ下がっているのが大きな特徴。一方、パグの場合、潰れた鼻はブルドッグと同じですが、鼻先周りが黒く、真ん丸な目をしています。
毛色
パグの毛色は、フォーン、ブラック、アプリコット、シルバーの4色で、フォーンカラーのパグが多く見られます。
ブルドッグの場合は、スタンダード4色をベースに、ホワイトとの組み合わせもあり、パグよりも毛色の種類が多く存在します。
ブルドッグの場合は、スタンダード4色をベースに、ホワイトとの組み合わせもあり、パグよりも毛色の種類が多く存在します。
性格
パグとブルドッグは、どちらも優しく温厚な性格をしていますが、明るく活発なパグに対して、ブルドッグは比較的おっとりとした性格です。
また、頑固な一面をもつといった共通点もありますが、信頼関係を築くことで、飼い主の言うことを素直に聞いてくれるようになります。
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また、頑固な一面をもつといった共通点もありますが、信頼関係を築くことで、飼い主の言うことを素直に聞いてくれるようになります。
ブルドッグの飼い方

しつけ
温和で誠実な性格であり、基本的に飼い主に従順です。
ただし、マイペースでおっとりしていて、頑固な一面を見せることも……。子犬のときから根気よくしつける必要があります。
ただし、マイペースでおっとりしていて、頑固な一面を見せることも……。子犬のときから根気よくしつける必要があります。
散歩
ブルドッグの散歩は、1日2回、各20分前後を目安におこないます。なかには体を動かすことが好きな子もいるので、愛犬の様子を見ながら散歩時間を調整するとよいでしょう。
飼い主と一緒に行動することを好みますが、基本的に走ったり、はしゃいだりするのはあまり得意ではありません。マイペースな性格に合わせて、ゆったりと散歩することを心がけてください。
頑固な性格もあり、散歩中に動かなくなったり、飼い主とは違う方向に行きたがったりすることがあります。愛犬の気持ちに寄り添ってあげて、一緒に散歩を楽しめる方法を探っていきましょう。
飼い主と一緒に行動することを好みますが、基本的に走ったり、はしゃいだりするのはあまり得意ではありません。マイペースな性格に合わせて、ゆったりと散歩することを心がけてください。
頑固な性格もあり、散歩中に動かなくなったり、飼い主とは違う方向に行きたがったりすることがあります。愛犬の気持ちに寄り添ってあげて、一緒に散歩を楽しめる方法を探っていきましょう。
お手入れ
ブラッシング
ブルドッグは短毛種なため、比較的お手入れしやすいです。
基本的に抜け毛が少ない犬種ではありますが、換毛期には抜け毛が増えます。長毛種のお手入れのように敏感になる必要はありませんが、愛犬とのコミュニケーションも兼ねて、毎日のブラッシングを欠かさずおこないましょう。
基本的に抜け毛が少ない犬種ではありますが、換毛期には抜け毛が増えます。長毛種のお手入れのように敏感になる必要はありませんが、愛犬とのコミュニケーションも兼ねて、毎日のブラッシングを欠かさずおこないましょう。
シャンプー
シャンプーは、月1回を目安におこないます。ブルドッグの特徴でもあるシワの間には、汚れがたまりやすいので注意が必要です。
日常生活で軽く汚れたときなどは、タオルなどで拭いて清潔にしてあげましょう。
日常生活で軽く汚れたときなどは、タオルなどで拭いて清潔にしてあげましょう。
歯磨き
歯磨きは、毎日おこなうのが理想的です。短頭種であるブルドッグは、顎が小さく、歯間が狭くなっており、汚れがたまりやすくなっています。
歯磨きをするときは、柔らかめのブラシを使用します。歯ブラシに慣れていない場合は、歯磨きシートを利用するのもおすすめです。
歯磨きをするときは、柔らかめのブラシを使用します。歯ブラシに慣れていない場合は、歯磨きシートを利用するのもおすすめです。
爪切り
2週間に1回程度を目安に爪の長さをチェックしましょう。飼い主さんが自分で爪切りをおこなうのもよいですが、無理に切ってしまい、愛犬がケガをしてしまうケースもあるので十分注意が必要です。
自宅で爪を切るのに慣れていない場合は、無理をせずにプロに任せるのも一つの手です。
自宅で爪を切るのに慣れていない場合は、無理をせずにプロに任せるのも一つの手です。
ブルドッグならではのケア
シワのお手入れ
ブルドッグ特有の顔や体にあるシワやたるみは、汚れがたまりやすく、軽くシャワーしただけでは汚れが落ちないケースもあります。
シワやたるみの汚れは、定期的にタオルやペットのお手入れ用のウェットタオルを使用して拭き取ります。とくに食後や散歩のあとは汚れがたまりやすいので、こまめなケアを心がけましょう。
シワやたるみの汚れは、定期的にタオルやペットのお手入れ用のウェットタオルを使用して拭き取ります。とくに食後や散歩のあとは汚れがたまりやすいので、こまめなケアを心がけましょう。
目の周りのケア
ブルドッグの骨格上、目にゴミなどの異物が入りやすい傾向にあります。目に異物などが混入すると涙や目やにを排出し、目元が汚れやすくなってしまいます。
清潔なタオルやお手入れ用のウェットタオルを使用して、定期的に清潔にしてあげましょう。
清潔なタオルやお手入れ用のウェットタオルを使用して、定期的に清潔にしてあげましょう。
ブルドッグを飼う際の注意点

熱中症
ブルドッグのような短頭種は、体温調節が苦手です。暑い時期はとくに室内の温度や湿度管理に気を付けましょう。
また、散歩はできるだけ涼しい時間帯を選び、いつでも水分補給できるよう準備を整えておくのが大切です。
また、散歩はできるだけ涼しい時間帯を選び、いつでも水分補給できるよう準備を整えておくのが大切です。
肥満
どの犬種であっても、肥満にならないよう気を付けるべきですが、激しい運動があまり得意ではないブルドッグの場合、とくに肥満になりやすいので注意が必要です。
また、基本的に食欲旺盛なため、愛犬が欲しがる分だけフードやおやつを与えることがないように、しっかりと管理しましょう。
また、基本的に食欲旺盛なため、愛犬が欲しがる分だけフードやおやつを与えることがないように、しっかりと管理しましょう。
ブルドッグがかかりやすい病気、寿命

注意したい病気
股関節形成不全
股関節形成不全とは、大型犬に多く見られる整形外科学的疾患の一つです。股関節が形態的な異常を起こす病気で、片側の骨だけ変形するケースもあります。
一般的には、横座りをする、腰を振るように歩く、歩くのを嫌がるといった症状があげられます。類似した症状が見られる場合は早期に受診しましょう。
さまざまな治療法があり、症状の進行状況や年齢によって、適した治療法が選ばれます。ブルドッグは股関節形成不全にかかりやすいため、室内で滑らないための環境づくりや体重管理などをおこなって予防しましょう。
一般的には、横座りをする、腰を振るように歩く、歩くのを嫌がるといった症状があげられます。類似した症状が見られる場合は早期に受診しましょう。
さまざまな治療法があり、症状の進行状況や年齢によって、適した治療法が選ばれます。ブルドッグは股関節形成不全にかかりやすいため、室内で滑らないための環境づくりや体重管理などをおこなって予防しましょう。
軟口蓋過長症
軟口蓋過長症とは、軟口蓋と呼ばれる部分が通常より長いことによって、呼吸が妨げられる病気です。軟口蓋とは、口腔内の天井部から後方に伸びているやわらかい部分を指します。
軟口蓋過長症になると、呼吸時に雑音が多い、大きないびきをかくなどの症状がみられ、悪化した場合には、チアノーゼや呼吸困難に陥るおそれもあります。
治療する際は、外科的に軟口蓋を切除するのが一般的ですが、内科療法で治療するケースもあります。興奮時や気温が高い日には症状が出やすいため、エアコンなどを活用して過ごしやすい環境を整えてあげましょう。
軟口蓋過長症になると、呼吸時に雑音が多い、大きないびきをかくなどの症状がみられ、悪化した場合には、チアノーゼや呼吸困難に陥るおそれもあります。
治療する際は、外科的に軟口蓋を切除するのが一般的ですが、内科療法で治療するケースもあります。興奮時や気温が高い日には症状が出やすいため、エアコンなどを活用して過ごしやすい環境を整えてあげましょう。
眼瞼内反症・外反症
眼瞼内反症・外反症とは、瞼が内側、もしくは外側にめくれている状態を指します。
どちらも先天的に発生することが多い病気ですが、外傷などによるまぶたの変形、目の周りの神経異常などによっても発症します。結膜炎や角膜炎が起こりやすくなるといった症状があり、外科的手術や点眼での治療が必要です。
いずれの場合でも、重症になる前に早期発見・治療に努めることが重要です。
どちらも先天的に発生することが多い病気ですが、外傷などによるまぶたの変形、目の周りの神経異常などによっても発症します。結膜炎や角膜炎が起こりやすくなるといった症状があり、外科的手術や点眼での治療が必要です。
いずれの場合でも、重症になる前に早期発見・治療に努めることが重要です。
健康寿命を延ばすために
ブルドッグの平均寿命は8.8歳です。
できる限り健康寿命を延ばせるように、以下のポイントに気を付けて生活しましょう。
参考文献
アニコム 家庭どうぶつ白書(https://www.anicom-page.com/hakusho/)
毎日の運動
ブルドッグは食欲旺盛で、太りやすい傾向にあります。
肥満を防ぐために定期的な運動が必要ですが、運動を好まないタイプなので、積極的に散歩に連れ出したり、家の中で一緒に遊んであげたりするとよいでしょう。
肥満を防ぐために定期的な運動が必要ですが、運動を好まないタイプなので、積極的に散歩に連れ出したり、家の中で一緒に遊んであげたりするとよいでしょう。
食事の管理
愛犬が喜ぶ姿が見たいからと、フードやおやつをあげすぎないように注意しましょう。
肥満はさまざまな病気の原因にもなるので、愛犬の健康を守るためにも、しっかりと管理してあげる必要があります。
肥満はさまざまな病気の原因にもなるので、愛犬の健康を守るためにも、しっかりと管理してあげる必要があります。
環境づくり
ブルドッグは放熱が苦手で、呼吸器疾患になりやすい犬種。ブルドッグを迎える際は、暑さ対策や温度・湿度管理を徹底することが大切です。
また、関節の病気などのトラブルを起こさないように、滑り止めマットやカーペットを敷き、安全な環境づくりをおこないましょう。
また、関節の病気などのトラブルを起こさないように、滑り止めマットやカーペットを敷き、安全な環境づくりをおこないましょう。
ブルドッグのルーツ

誕生の経緯
ブルドッグは、13世紀ごろのイギリスで、ブルベインディングのために生み出された犬種が祖先です。ブルベインディングとは、「牛に噛みつく」という意味のある見世物のことで、時代の流れとともに、動物愛護の観点から禁止されました。
一時期は絶滅の危機にあったブルドッグですが、愛好家たちの手によって、時代に合った犬へと改良が進められることに。サイズを小さくし、攻撃的な性格を抜き去ることで、愛情深く穏やかな性格のブルドッグが誕生しました。
生まれ変わったブルドッグは、イギリスを象徴する国犬にもなり、家庭犬として愛され続けています。
一時期は絶滅の危機にあったブルドッグですが、愛好家たちの手によって、時代に合った犬へと改良が進められることに。サイズを小さくし、攻撃的な性格を抜き去ることで、愛情深く穏やかな性格のブルドッグが誕生しました。
生まれ変わったブルドッグは、イギリスを象徴する国犬にもなり、家庭犬として愛され続けています。
まとめ

個性的な魅力をもつブルドッグは、勇猛な見た目とは裏腹に、温厚でマイペースな性格をしています。飼い主と過ごすことを好むので、日ごろからスキンシップをとってあげましょう。
太りやすいうえに運動を好まないブルドッグにとって、日ごろの体重管理や食事管理が健康寿命を伸ばすことにつながります。
太りやすいうえに運動を好まないブルドッグにとって、日ごろの体重管理や食事管理が健康寿命を伸ばすことにつながります。