犬を飼うと決まったらまずすべきこと
お迎えの日のスケジュール調整
お迎え当日は余裕をもたせたスケジュールを立てましょう。
いつ迎えるかは重要視すべきポイントです。たとえば、連休中に迎えるのか、当日や翌日は仕事を休むのかなど、お迎え初日とお迎え後少なくとも2~3日間は、もしものときに備える体制を整えておきたいものです。
お迎え場所までのルートや往復にかかる時間を調べ、ベストな日をシミュレーションし、家族の役割分担を決めましょう。
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子犬のお迎え初日と1週間を解説! 迎え方から過ごし方まで
子犬を迎えるときは楽しみと同時にどう過ごしたらいいんだろう?という不安も感じますよね。今回は子犬を迎えてから1週間までの過ごし方を紹介します。
迎えられる環境か再度確認を
マンションの場合はとくに、管理会社や管理組合への事前申請が必要となるところが多いです。早めに確認をとりましょう。
迎え入れたあとにもあらためて、畜犬登録番号やワクチン接種証明の提出が必要なところもあります。
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必要な各種手続きの整理
お迎え後、健康診断や予防接種、畜犬登録、狂犬病予防接種の済票の受け取りなどさまざまな手続きが発生します。
何をいつごろまでにするのか、いったん整理しておくとよいでしょう。
動物病院は子犬のお迎え前に、調べておくと安心です。
何をいつごろまでにするのか、いったん整理しておくとよいでしょう。
動物病院は子犬のお迎え前に、調べておくと安心です。
健康診断
お迎えから1週間ほど経ち、子犬が自宅の環境に慣れた頃に健康診断を行います。健康状態の確認のため、当日の便の持参をお願いしている病院も多いです。予約時に、準備物について確認できるといいでしょう。
病院の選び方ですが、まずは通いやすい距離にあることを軸に探してみましょう。さらに、ネットや身近な人の評判・口コミから判断できるとなおよいです。
健康診断やワクチン接種を経て、通いやすく信頼できる病院であることが確認できたら、かかりつけ医として、その後もお世話になるといいでしょう。
また、健康診断の際に、今後の混合ワクチン・狂犬病予防接種のタイミングについて、医師から指示を受けましょう。
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また、健康診断の際に、今後の混合ワクチン・狂犬病予防接種のタイミングについて、医師から指示を受けましょう。
混合ワクチン
生後6週~16週の間に、3回程度接種するのが一般的です。接種する種類や回数・タイミングについては、初回の健康診断で医師と相談しながら決めましょう。
ブリーダーの元で育った子犬は、お迎え前に初回の接種を終えているケースが多いです。その場合、ブリーダーからあらかじめ「ワクチン接種証明書」を受け取っておき、初回の健康診断で医師に提示してください。
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狂犬病予防接種
一般的に、すべての混合ワクチンの接種が終わってから1カ月後、を目安に接種します。具体的な接種タイミングについては、こちらも医師と相談の上決めましょう。
狂犬病は致死率100%の恐ろしい病気であり、生後90日以上の犬は、年に1度の狂犬病予防接種と市区町村への登録が法律で義務付けられています。
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犬の名前を決める
迎える当日までに決めればOKですが、前もって決めておくメリットがあります。
たとえばブリーダーから迎える場合は、決めた名前を伝えておくと、迎えに行く日まで犬舎でもその名前を使ってお世話をしてくれるということがあります。
たとえばブリーダーから迎える場合は、決めた名前を伝えておくと、迎えに行く日まで犬舎でもその名前を使ってお世話をしてくれるということがあります。
子犬のお迎えまでにやることリスト
ハウスの設置
ハウスとは、ケージやサークルで作る犬のパーソナルスペースです。犬を迎えてからしばらくの間、または犬が望むのであればずっと、食事、トイレ、睡眠とお留守番時はそこで過ごします。
一般的に床と屋根がついたものをケージといい、柵だけ、または屋根なしのものをサークルといいます。
ケージでもサークルでも飼養用品の中では一番値の張る大きな買い物になるといえます。
犬の成長に合わせ買い換える必要はありません。犬が長い時間過ごす場所であることと、成犬になったときのサイズを想定し、十分な広さがあり、丈夫なものを選びましょう。
ハウスは家族全員の顔を見渡すことができ、夜は静かに落ち着ける、リビング内の設置がおすすめです。
日当たりと風通しがほどほどに良く、エアコンからの風が直接あたらない、部屋の壁際に設置しましょう。
一般的に床と屋根がついたものをケージといい、柵だけ、または屋根なしのものをサークルといいます。
ケージでもサークルでも飼養用品の中では一番値の張る大きな買い物になるといえます。
犬の成長に合わせ買い換える必要はありません。犬が長い時間過ごす場所であることと、成犬になったときのサイズを想定し、十分な広さがあり、丈夫なものを選びましょう。
ハウスは家族全員の顔を見渡すことができ、夜は静かに落ち着ける、リビング内の設置がおすすめです。
日当たりと風通しがほどほどに良く、エアコンからの風が直接あたらない、部屋の壁際に設置しましょう。
ハウスの中を整える
ハウスの設置場所を決めたら、次はハウスの中を作ります。
ベッド、トイレ、水飲み場、フード皿を置く場所を作ります。
水はいつでも新鮮なものを飲めるよう、水飲み場は常設します。ひっくり返される心配があれば、柵に取り付けるタイプやフード台を使用するなどの方法があります。
一日に数度入れ物を洗い、水を入れ替えることになりますので、取り外しや設置、洗いが簡単にできるものを選びましょう。
ベッドは、ハウスの中でも入り口から一番遠くの設置をおすすめします。クレートやキャリーを寝床にするのもよいでしょう。その場合はハウス内またはハウス隣に設置します。
ベッド、トイレ、水飲み場、フード皿を置く場所を作ります。
水はいつでも新鮮なものを飲めるよう、水飲み場は常設します。ひっくり返される心配があれば、柵に取り付けるタイプやフード台を使用するなどの方法があります。
一日に数度入れ物を洗い、水を入れ替えることになりますので、取り外しや設置、洗いが簡単にできるものを選びましょう。
ベッドは、ハウスの中でも入り口から一番遠くの設置をおすすめします。クレートやキャリーを寝床にするのもよいでしょう。その場合はハウス内またはハウス隣に設置します。
トイレの設置
トイレもハウスの中につくります。できるだけベッドと離しましょう。
トイレシーツとトイレトレーはサイズがあります。購入する際はサイズ合わせを忘れないようにしてください。
いたずらでトイレシーツを噛みちぎってしまう子が多いため、いたずら防止のネットつきトレーがあります。ほかにも、足をあげる男の子用としてL字にセットできるものやポールつきなどさまざまな種類の商品が出ています。
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床の滑り止め処置
犬の主な活動場所がフローリングなど滑る床の上となる場合は、滑り止め対策をおこないましょう。
犬はフローリングの上では踏ん張ることができません。思うように歩けないため足や関節には常に余計な力が加わる状態となります。滑ったり転んだりしてケガや骨折をしてしまう可能性があるだけでなく、毎日の負担が大きな病気を発症させてしまうことがあります。
たとえば股関節形成不全や膝皿骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニアなど、先天的または体型的にかかりやすい犬がいるといわれているなかで、発症リスクをさらに高めてしまいます。
カーペットやジョイントマットを敷く、滑り止めワックスを塗るなどの対策をとりましょう。
犬はフローリングの上では踏ん張ることができません。思うように歩けないため足や関節には常に余計な力が加わる状態となります。滑ったり転んだりしてケガや骨折をしてしまう可能性があるだけでなく、毎日の負担が大きな病気を発症させてしまうことがあります。
たとえば股関節形成不全や膝皿骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニアなど、先天的または体型的にかかりやすい犬がいるといわれているなかで、発症リスクをさらに高めてしまいます。
カーペットやジョイントマットを敷く、滑り止めワックスを塗るなどの対策をとりましょう。
家の中の安全対策
台所、階段、ベランダなど、犬たちにとって安全とはいえない場所がいくつかあります。そういった場所へは立ち入れないよう柵やゲートなどを設置するのがよいでしょう。成犬になっても飛び越えられない高さのあるもの、倒されないものを選びましょう。
座卓がある家は、座卓の上にリモコンや飲みかけのコップ、薬など、ものを置かないよう注意しましょう。
電気コードやコンセントなどにはカバーをつける、ブラインドの昇降コードは束ねておくなど、犬も飼い主さんも安心して過ごせる環境を目指します。
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家族でお世話としつけについて話し合う
犬を迎えることについて家族全員で話し合う機会があるでしょう。
とくにお子さんのいるご家庭では犬のお世話についてよりも、犬という生き物、命を迎えることについて、また接し方についてしっかり話をすることをおすすめします。
お子さんとの役割分担については、話し合って決めても成長過程において、実行が困難となることがあります。
お子さんが率先して犬の世話をすることは応援しつつも、最終的には大人が責任を持って管理する必要があります。
散歩や食事の世話も、さまざまなリスクを考え、大人が見守るようにしましょう。
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お子さんが率先して犬の世話をすることは応援しつつも、最終的には大人が責任を持って管理する必要があります。
散歩や食事の世話も、さまざまなリスクを考え、大人が見守るようにしましょう。
動物病院を見つけておく
ケガや病気のときだけでなく、ワクチン接種や健康診断など普段からお世話になるかかりつけ医を探しておきましょう。
定期的に受診することで、愛犬の普段の状態や成長の過程を病院が把握してくれているというメリットが生まれます。
実際にどこへ通うかは、一度受診をしてからでないと決められないかもしれません。しかし事前のリサーチで数件に絞っておくのは大事な作業です。
飼い主さんが連れて行けるエリアで、犬友だちやネットの評判、ホームページや電話対応の印象などを参考に探してみましょう。
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子犬のお迎えまでの揃えるものリスト
クレート、キャリー
犬を入れて連れて帰るため、お迎え当日から必要なものです。
金属製やプラスチック製であれば、車だけでなく公共の交通機関を利用する際も使えます。
持ち運びがラクで丈夫なものがおすすめです。
金属製やプラスチック製であれば、車だけでなく公共の交通機関を利用する際も使えます。
持ち運びがラクで丈夫なものがおすすめです。
ケージ、サークル
愛犬の「ハウス」となる場所を作るものです。
屋根付き、仕切り付き、出入り口が2カ所あるもの、六面や八面タイプなど、さまざまな種類があります。
設置場所と成犬になったときのサイズを考え、広く丈夫なものを選びましょう。
屋根付き、仕切り付き、出入り口が2カ所あるもの、六面や八面タイプなど、さまざまな種類があります。
設置場所と成犬になったときのサイズを考え、広く丈夫なものを選びましょう。
ベッド
素材や形によっては、夏用や冬用など季節ごとに必要になるかもしれません。洗い替え用を持っておくのもよいでしょう。
掃除がラクなもの、拭き掃除や洗濯できるものがおすすめです。
掃除がラクなもの、拭き掃除や洗濯できるものがおすすめです。
フード
しばらくは子犬がお迎え前に与えられていたものを与えます。
これまでの食事内容をブリーダーやショップなどのお迎え先に確認し、同じものを用意しましょう。
食べてくれない可能性や、発症するかもしれないアレルギー、嗜好や成長に合わせたフード移行がある可能性を考え、購入の際は小さなサイズを選びましょう。
これまでの食事内容をブリーダーやショップなどのお迎え先に確認し、同じものを用意しましょう。
食べてくれない可能性や、発症するかもしれないアレルギー、嗜好や成長に合わせたフード移行がある可能性を考え、購入の際は小さなサイズを選びましょう。
フードボウル
犬の口や体高に合う深さや大きさのものを選び、必要であればフード台も用意しましょう。
アレルギーの心配がある場合は陶器製のものを選ぶとよいでしょう。
食べているときに動かない、ずっしりと重さがある犬専用器がおすすめです。器の下に滑り止めマットを敷いてもよいでしょう。
アレルギーの心配がある場合は陶器製のものを選ぶとよいでしょう。
食べているときに動かない、ずっしりと重さがある犬専用器がおすすめです。器の下に滑り止めマットを敷いてもよいでしょう。
水入れ
たびたびきれいな水を入れ替え、常設します。
カラになっていたということがないようにたっぷり入るものや、洗いと水の入れ替えが簡単におこなえるものがおすすめです。
ひっくり返される心配のない状態で設置します。
カラになっていたということがないようにたっぷり入るものや、洗いと水の入れ替えが簡単におこなえるものがおすすめです。
ひっくり返される心配のない状態で設置します。
ペットシーツ
トイレトレーに敷きます。
一日に何枚も必要なことがある使い捨て消耗品です。ストックも用意しておくと安心です。
一日に何枚も必要なことがある使い捨て消耗品です。ストックも用意しておくと安心です。
トイレマット、トイレトレー
メッシュ付きやL字型、高さのある箱型など、多くの種類が販売されています。掃除がラクなもの、衛生的に使えるものを選びましょう。
ブラシ
被毛のお手入れ用ブラシです。
ブラシタイプ、スリッカータイプ、コーム型など、被毛のタイプと用途に合わせて選びます。洗いやメンテナンスが面倒でないものがよいでしょう。
ブラシタイプ、スリッカータイプ、コーム型など、被毛のタイプと用途に合わせて選びます。洗いやメンテナンスが面倒でないものがよいでしょう。
ポリ袋
マナー袋やエチケット袋ともいわれる、主には犬の糞を処理する際に使用する袋です。
現在は色もサイズも豊富で、臭いを遮断できるなど機能的なものがたくさん出ています。
室内での処理にも使えますので、お迎え日までに用意しておくことをおすすめします。
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室内での処理にも使えますので、お迎え日までに用意しておくことをおすすめします。
ぞうきん、タオル
ハウスやトイレトレーの掃除や愛犬のタオルドライなど、あらゆるシーンで役立ちます。
タオルは古いものをストックするようにしておくと安心です。
タオルは古いものをストックするようにしておくと安心です。
除菌スプレー
トイレトレーやフード台などの掃除に使用します。
愛犬の皮膚に触れたり、舐めたりしてしまうかもしれないことを想定し、犬専用のものを用意しましょう。
スプレーだけでなく、拭き取りシート、除菌ができる洗濯洗剤なども出ています。
愛犬の皮膚に触れたり、舐めたりしてしまうかもしれないことを想定し、犬専用のものを用意しましょう。
スプレーだけでなく、拭き取りシート、除菌ができる洗濯洗剤なども出ています。
ハーネス、首輪、リードなど
散歩デビューはもう少し先かもしれませんので急ぐ必要はありませんが、必需品のひとつです。
犬の体重や体格に合わせ、重すぎないもの、フィットするものを選びます。
成長に合わせた買い替えが必要なものです。都度、適したものを選びましょう。
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まとめ
犬を迎える前は、楽しみであると同時に、不安な気持ちもでてくるかもしれません。
疑問や心配事は、準備をすすめながら、ひとつひとつ解決していきましょう。
分からないことはブリーダーやかかりつけ医に相談するのもおすすめです。
人と話し、情報を集め、犬のための環境づくりをしていくうちに、自然と心の準備も整うはずです。
終生ともに暮らす家族です。万全の状態でお迎えに行きましょう!
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