シーズーやパピヨン、チワワなど多彩な小型犬を扱う新井原ブリーダー。今回は、新井原ブリーダーと共同で20年以上ショーとブリーディングに携わってきた、長澤ブリーダーにお話を伺いました。

事務局　ドッグショーを始めたきっかけはなんですか?
長澤ブリーダー　初めてドッグショーに足を運んだ時、チャンピオンになったシーズーに惚れ込んでしまったのがきっかけですね。「こんなかわいい犬がいるんだ!」と感動してしまったんです。それまでは普通の主婦だったのですが、その後ハンドリングや繁殖の勉強を重ね、ショーに出陳するようになりました。ショーを始めてから、もう20年以上になります。

事務局　どんなチャンピオン犬を輩出なさいましたか?
長澤ブリーダー　シーズーをメインに、パピヨンやチワワなど、犬種はさまざまですね。その時ブリーディングに力を入れたいな、と思っている犬種をショーに出しています。ブリーディングの側面から言っても、ショーの参加は大切です。犬種のスタンダードから外れすぎないようにブリーディングしていきたいですし、少しずつでもチャンピオンを出し続けたいと思っています。

事務局　現在ブリーディングしているのはどんな犬ですか?
長澤ブリーダー　パピヨンやヨーキー、マルチーズやミニチュアダックスなど、小型犬を中心に10種ほど扱っています。犬の性格や特性は、実際に飼育してみないと分からないんですよね。私自身が犬の特性をしっかり理解して、それぞれの飼い主さんにぴったりの犬をおすすめできるようになりたいと思っています。

事務局　どんな犬を育てたいと思っていますか?
長澤ブリーダー　健康で、性格のいい子が一番ですね。それから、目に表情のある子、アイコンタクトのできる子にしたいと思っています。飼い主さんに愛してもらい、犬の方からも愛情を示せるような関係を築いてほしいですから。人間に対して信頼感を持ってほしいので、生まれてすぐからよく手をかけてお世話し、マメに話しかけるようにしています。飼い主さんの家族の一員となり、みんなを癒せる子に育ってもらえたらいいですね。

事務局　ブリーダーとして心がけていることはありますか?
長澤ブリーダー　ブリーダーは、命を生み出した責任をきっちり背負うべきだと思っています。飼い主さんにお渡しして終わり、ではなく、何かあったら気軽に相談してもらえるような関係づくりをしていけたらいいですね。私たちは、犬が本当に大好きなんです。当犬舎では、常時3人のスタッフが交代でお世話していますが、私も新井原も、お店を立ち上げてから今まで、10年以上1日も休んだことがないんですよ。犬たちのちょっとしたサインを見落とさないよう丁寧にお世話して、皆に愛されるワンちゃんを育てていければと思っています。

さらに過去の評価を見る